夜職のスカウトマンといえば「〇〇万稼いだ!」「収入三桁突破!」といった華やかなイメージがつきものです。その反面、キツくて稼げないといった印象を抱いている方も少なくありません。どうしてこのような格差が現れるのでしょうか?
そのメカニズムには「完全歩合制」と「固定給制」の報酬システムが大きく影響しているようです。この記事では、
- スカウトマンの固定給制
- スカウトマンの完全歩合制
- スカウトマンは完全歩合制と固定給のどっちが良い?
といった「完全歩合制vs固定給」の比較を行っていきたいと思います。
スカウトマンの固定給制とは
スカウトマンの固定給制とは一般会社と同じく「月額〇〇円」という基本給に基づく契約を交わすことです。
大きな風俗グループ店などが外部のスカウト会社にキャスト紹介を依頼するのではなく、自社でスカウトマンを雇い人材確保していくといった場合、固定給が用いられることがあります。
一般的なスカウト会社で固定給が採用されることはほとんどありません。(Media!は固定給制も用意しています。詳細は募集要項)
スカウトマンと店舗スタッフを兼用していることも多く、会社の従業員として決められた業務内容にスカウト業務が組み込まれているといったパターンがほとんど。
固定給なので安定性は抜群ですが、平均月収は25万円~50万円前後なので高収入への過度な期待は禁物です。
スカウトマンの完全歩合制とは
スカウトマンの完全歩合制とは顧問店にキャストを紹介することで発生するインセンティブから手数料を差し引いた金額を総取りする報酬システムです。一般的な昼職ではフルコミッション制と呼ばれるシステムに相当します。
スカウトマンの完全歩合制は買取バックと永久バックの2種類のスカウトバックから成り立ちます。
バック名 | スカウトバック内容 |
買取バック | キャバクラ・ガールズバーなどの水商売キャスト紹介。一回きりの報酬。 |
永久バック | 毎月キャスト売上の10%~15%の報酬支払い。退店するまで継続。 |
スカウトマンの買取バック制:SB相場やメリット・デメリットを解説
スカウトマンの永久バック制:SB相場やメリット・デメリットを解説
主に完全歩合制はスカウト会社やフリースカウトマンに採用される給料形態です。スカウト会社所属の場合は折半という形も珍しくありません。弊社Media!基準では
役職名 | スカウトバック相場 |
メンバー | SBバック70%スタート。70%~90% |
マネージャー | SBバック80%~90%+a |
GM | SBバック90%以上+a |
といった内容になっています。幹部クラスはグループボーナスなどグループの売上に比例したインセンティブを受け取るケースがあります。
スカウトマンの固定給+完全歩合制とは
スカウトマンの固定給+完全歩合制は固定給に+aで入店決定とともに紹介料として寸志が渡されるような給料内容です。
ナイトワーク直営店のスカウトマンで採用されるケースが多く、寸志の平均額は5,000円~20,000円。固定給と同じく安定性は高いですが、稼ぎの火力は弱めと言えるでしょう。
スカウトマンは完全歩合制と固定給のどっちがいい?
スカウトマンになる際に完全歩合制と固定給のどちらにすればいいか…と悩むこともありますよね。一長一短を説明していきましょう。
安定性を求めるなら固定給制度
安定性を求めるなら固定給制度がオススメです。完全歩合制が100%安心してお給料が得られる…という保証は残念ながらどこにもありません。
ただし、固定給制度ですが募集されている数は完全歩合制に比べるとかなり少ないです。また、グループ店専属のスカウトマンは未経験者NGというハードルが存在することも。
初心者の選択肢は完全歩合制が基本となる…というのを理解しておくと良いのではないでしょうか。ローリスクローリターン型といえるでしょう。
高収入を求めるなら完全歩合制
完全歩合制は完全に高収入特化型です。成果を上げれば上げるほど給料に反映するため三桁以上の稼ぎを目指す方は完全歩合制でないと厳しい印象があります。
もちろん、デメリットは成果主義ゆえに成果が上げにくい初心者にとってはキツく感じることもあるでしょう。
スカウトマンはキツイ?キツくない?辞めたくなる理由は〇〇だった
ハイリスク・ハイリターン型ですが、工夫次第で成功率をUPさせることは可能です。
例えば弊社Media!では
→寮費無料
→新人期間のみ固定給サポート(※弊社規定による)
といった初期費用のバックアップとともにスキルが安定するまでの新人期間は先輩がチームとして同行するなど成功体験を積むことを徹底します。経験を積めばあとはルーティンを繰り返すだけ。ご興味のある方は弊社メディア募集事項まで
完全歩合制と固定制はスカウトマンにとっては一番最初の大きな選択になるでしょう。
- 「どういった未来を描きたいか?」
- 「なぜスカウト業を選んだのか?」
といった内面をリストアップし、自己理解を深めて選択するのが成功のポイントではないでしょうか。