町中を歩いていると「居酒屋いかがですか?」「お探しのごはん屋さんありませんか?」と声をかけられたことはありますよね。居酒屋のキャッチ路上バイトは高収入バイトとして紹介されることも多くなりました。
そんな、キャッチのバイトですが声掛けの基準やルールは存在するのでしょうか?解説していきたいとおもいます。
キャッチの声かけとは?
居酒屋や飲み屋の街頭宣伝
居酒屋や飲み屋のキャッチバイトの声掛けとは街頭宣伝です。
立地が少し悪かったり、わかりにくい場所のテナントでも地代家賃を抑えるかわりに宣伝に人件費をかけて居酒屋を運営しているケースは増えているようです。
特定のお店ではなく色んなお店から選んでもらう…というのがキーポイントです。
成約することで歩合が発生する
居酒屋のキャッチの給料は固定制ではなく完全歩合制です。お客さんの売上の12%~20%前後がキャッチの報酬になります。
例えば一人3000円単価×4人をお店に紹介して15%のバック率だと1800円がキャッチに支払われるということです。
法令を遵守することが大前提
キャッチの声掛けはどこでもOK!ということはありません。法令を遵守しないと違法行為・違反行為に該当してしまう可能性もあります。代表的には
・迷惑防止条例
・風俗営業法
など、地域によって細かな設定やルールは違いますが、基礎的なルールを学んでおきましょう。声かけのシステムや歩合制給料などの点から似ている業種としてスカウトマンが挙げられます。
関連記事:スカウトマンとキャッチの違いは?呼び込み集客をする業種とは
キャッチの声かけのルールとは
歩行者の妨げはNG
迷惑防止条例で路上など公共の場所で歩行者の妨げとなる声掛けは禁止されています。歩行者の進路を阻んだり、進路を塞ぐ行為は絶対にNGです。
つきまとい行為は禁止
歩行者に30m以上つきまとう行為もNGです。通報や摘発の対象になります。決められたエリア内で声掛けを行いトラブルにならないように最新の注意を払いましょう。
キャッチで声をかける基準とは?
キャッチの声をかける基準はどのようなものか?というのが知っておきたいところですね。どちらかというとマイナス要素を省いていきトラブルシューティングを行うことを優先します。詳しく説明していきたいと思います。
手当たり次第に声を掛ける
キャッチは時間以内にどれだけ成約を取れるかが大切です。初心者のうちは一組でも多く手当たり次第に声をかけていき、興味が薄そうなら失礼のないように次へ、また次へとスイッチしていくスキルUPが鍵になります。
声をかける基準(質)よりも量で勝負といったイメージです。
他のキャッチの横取りは絶対にNG
声をかける基準として他のキャッチが声をかけてる相手に終わりって声かけを行うことは NG です。
現在は基本的にキャッチ同士でつながりを作り、お店を渡し合う横のつながりを大切にするのが一般的。
看板をみて悩んでいるお客さんへの声掛けもトラブルの元
他のお店に入ろうと悩んでいるお客さんに対してアプローチをかけるのも完全にNGです。お店側とトラブルの原因になったり、敷地トラブルに発展したり、今後の売り上げに関わること。
声をかける基準としてプラス要素を探すのではなくマイナス要素を省くように効率的に声かけを行うことが重要ではないでしょうか。
キャッチの声かけで脈アリ?を探すポイントとは
明らかに単体のお客さんは脈なし?
何度も同じ場所をうろうろしているような単体の方は成約する確率はあまり高くありません。ただし、単体でキャッチを探して次の店に移動しようとしてるお客さんもいるので、挙動をキャッチできるように考えていきましょう。
わかりやすいブランド物のバッグは見逃さない!
わかりやすいブランドのバッグを持っているグループは見逃してはいけません。 街に慣れていて成約率も高めです。キャッチが熟練してくるとお客さんに声をかけている間に成約率の高そうなお客さんが去っていくことはよくあること。
一つの目安としてブランドもののバッグやハイブランドのロゴTシャツは見落とさないようにしましょう。
まとめ
居酒屋キャッチの声かけをまとめると
- 居酒屋キャッチの声かけは街頭宣伝
- 完全歩合制のお仕事
声をかける基準としては「お客さんの質」より「お客さんの声かけの数」を重視すると初動の営業成績が伸びやすいです。
路上声かけ仕事のキャッチのデメリットとして、「時間制限」が一つの悩みの種です。
居酒屋が営業している時間しか活動できないのは営業成績の優れたキャッチは3桁寸前で頭打ちになり他業種に乗り換えることも珍しくありません。
それでも、昼職に比べるとかなり自由度が高く、成果主義のお仕事です。 他にも夜職の高収入バイトはいくつかあるので検討してみるといいかもしれません。
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