不景気で給料の手取りがどんどん減り「一発勝負にかけてみたい」「どうせ安月給なら成果主義の仕事で自分の力を試したい」と成果主義型の仕事に転職するかたも少なくありません。
一昔前までは漫画のような世界だったスカウトマンも、元営業職や大卒のエリート組などがシステム構築を行っている会社も増加傾向にあるといわれています。
しかし成功するのは一握り。スカウトマンの転職に向いている人・向いていない人はどういう人なのでしょうか?またスカウトマンに転職するにはどうすればいいのでしょうか?
早速解説していきたいと思います。
夜職スカウトマンの転職はどうすればいい?
夜職スカウトマンにさあ転職!ちょっと待ってください。実は夜職スカウトマンの働き方は主に
- 風俗店所属のスカウトマン
- フリーのスカウトマン
- スカウト会社に所属しているスカウトも
の三つあります。勤め先によって就業方法が変わるのでひとつずつ説明していきたいと思います。
風俗店やキャバクラグループに就職する
まず一つは、風俗店やキャバクラグループ所属のスカウトマンです。ナイトワークのグループに所属しているスカウトマンは一般的な業務も兼任しているのが大半です。就職という形になるので月給+マージンやすべてが月給制で賄われているお店もあります。
スカウトマンを雇うことで経費がかかるので、自社でまかなっているグループでも少なくありません。
フリースカウトとして活動する
もともといろんな風俗店で働いていたり、横の繋がりが強い人はフリーのスカウトとして活動するパターンもありますフリースカウトのメリットとして稼いだお金は全て自分のものということです。
そのぶん、責任も店舗開発も自身で行わないといけないため、初心者未経験者はかなり厳しいと言えるでしょう。
スカウト会社に所属する
最も夜職のスカウトマンのメジャーな働き方はスカウト会社に所属して働くということです。発生したマージンからあらかじめ決められているバック率に基づき、スカウト会社とスカウトマンで売上を山分けします。
スカウト会社といってもいろんなスカウト会社が存在し、 AVが強いスカウト会社や水商売が強いスカウト会社など様々です。
スカウトマンの転職に必要な条件とは?
スカウト会社に所属するスカウトマンの転職に必要な条件はほとんどありません。 ナイトワークグループに就職する場合はお店の規定によって変わりますが基本的に特に必要な条件はありません。ただし、
- 学歴は不問
- 一般的なコミュニケーション能力
- スカウト会社によっては年齢制限がある
ということがあります。スカウトマンはコミュニケーション能力が全てです。女性相手の商売なので服装をはじめとした身だしなみや清潔感はもちろん必要です。
さらに女性ときちんとコミュニケーションを取れること、会社やお店の人間とコミュニケーションを取れるなど総合的なコミュニケーション能力は身につけておいた方がいいでしょう。
スカウトマンの転職に向いている人・向いていない人は?
「スカウトマンは誰でも稼げる」「スカウトマンは簡単だ!」と書かれている記事をよく見かけますが仕事がとてもシンプルなため向き・不向きもはっきりと区画されている業種かもしれません。
スカウトマンの転職に向いている人・向いてない人はどんなタイプでしょうか?
スカウトマンの転職に向いている人
成果主義を求めている人
スカウトマンの転職に向いている人は成果主義を求めている人です。成果主義というのは成果を出して報酬を得るという働き方。スカウトマンは基本的に歩合制なので、結果がでなければお給料もゼロ円です。
どこの会社もノウハウ提供など教育を行っていますが成功するのはほんの一握りです。「◯時間頑張った」といった努力は、 成果を上げれないと水の泡になってしまう過酷な世界ともいえるため成果主義を求めていない方は絶対におすすめできません。
こまめに努力できる人
スカウトマンはまわりり出せば歯車のようにぐるぐると回っていくような職種ですが、ノウハウの飲み込みのスピードは人それぞれ違います。 根性論のように聞こえるかもしれませんが最終的にはこまめに努力できる人でないと勝ち残ることが難しい世界です。
キャストは体を張って働くので、スカウトマンも体を張って働く。こまめに努力したからといって成功するわけではないですが、女性キャストとwin-winの関係を築けるようなマネジメント能力は重要です。
気持ちの切り替えが早い人
スカウトマンは良くも悪くもリストの母数が全てです。誠心誠意対応しつつ、どうしても駄目な場合は気持ちの切り替えも必要です。 一人一人に対して時間を割くことは win-win の関係を築く上で大切なことです。しかし、良い状況もあればもちろん悪い状況もあります。
悪い状況に足を引っ張られることなく気持ちを切り替えてタフネスに行動できる人はスカウトマンに向いていると言っても過言ではないでしょう。
スカウトマンの転職に向いていない人
どんな仕事でも適材適所があるように、スカウトマンに向いていないという人材ももちろん存在します。
- 朝型の生活をしたい人
- 時間労働を求めている人
- 成功よりも趣味に時間を費やしたい人
といった自分の時間を大切にしながら働いていきたい人はあまりおすすめできません。もちろんベテランになり経済的に余裕が出てくれば自分の時間もたくさん持てる仕事だとは思います。
役職がついていくことで、スカウト会社の運営側にまわったり、全体的なマネージメントを行ったりといった統括業務が多くなるからです。
ある種、スカウトマンの中間ゴール地点とも言えるでしょう。詳しくは関連記事にて解説しております。
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