スカウトマンの服装はスーツ？
スカウトマンはさまざまな漫画でも取り上げられていることもあり、「スーツ」「いかつい」といった印象が先行するかと思います。
しかし、街中でスーツを着てキャッチをしている人…なかなか見かけませんよね？実際のところはどうなっているのでしょうか。
服装は自由
スカウトマンは、駅前の広場や歓楽街の溜まり場などいたるところに潜んでいます。スーツを着てスカウトするのは一時代むかしの話。衝撃的な事実かもしれませんが…結論をいうとスカウトマンの服装は自由です。
法律や条例が厳しくなってから街中でのスカウト行為やキャッチは基本的には禁止されています。スーツを着て街中で声掛けをしていると「私はスカウトマンです！」と大声を出しながら歩いているようなもの。
地域性や条例にもよりますが、スーツで現場に出るスカウトマンはほとんどいない！と言っても過言ではありません。
スーツは売れっ子の証？！
スーツを着ているスカウトマンはほとんどいない！と断言したところですが、スーツを着る機会はあります。「え、どっち！？」と突っ込みを入れたくなる気持ちは少々抑えて下さい。
スーツを着ているスカウトマン、それはズバリ！「売り上げの高くて稼げるスカウトマン」です。
スカウトマンの服装は自由。しかし、それは街中でスカウト行為やキャッチをする時のお話ということです。女性が働きたいと意思表示した後の対応はどうするでしょうか？
お店との面接や詳細についての面談ですよね。そういった契約が関わるシーンでは、スカウトマンもスーツを着用していくことも少なくありません。
- 女の子に「ON」と「OFF」を意識してもらう
- 信頼度がUPする効果が期待できる
- チャラついているイメージとのメリハリ
「面接＝契約の場」でもある為、女性はいつも以上に警戒したり緊張したりと少しナーバスになりがちです。普段と同じような服装だと、「なんだか胡散臭いし、他のお店に行こうかな…」と不安を煽ることも想定できます。
落ち着いた雰囲気があり正装されているスーツを着ていくことで、女性の信頼度をアップさせ、普段のイメージとは違ったギャップを生み出す効果が狙えるのです。
売上げの高いスカウトマンは面接や面談が多くなり、必然的にスーツを着て仕事をします。つまり、「売れているスカウトマン＝スーツの着用回数が多い」ということになるというワケです。
スカウトマンはどんな服装が好まれるの？
何度もお伝えしていますが、スカウトマンの服装は基本的には自由です。しかし、自由と言っても「売れる」ことを意識するなら工夫がそれなりに必要です。スカウトマンは人と接する仕事であり、人に見られる職種だからです。
清潔感が重要
「人は見た目で判断してはいけない」と親や学校の先生などから教わりましたが、実際にはどうでしょうか？
髪の毛はフケだらけのボサボサ頭で、ヨレヨレの制服を着ているスカウトマンに、お店の勧誘をされても自分の人生を委ねる気にはなりませんよね。
スカウトマンのターゲットは女性です。女性は男性に比べ、見た目の雰囲気などを重要視する場合がほとんど。見られる職業とはつまり、ショップ店員や美容師、と同じような業種なのです。
服装を決める中で一番大事なポイントはずばり「清潔感」でしょう。ホコリがついている服や、シワが目立つ服装であったりすると、見た目で信頼を失くしてしまいます。スカウトマンは女性に自分自身を信頼してもうことが、一番の要。
清潔感を意識することは、スカウトマンの売上につなが大切な要因の一つです。
奇抜な服装はNG！
スカウトマンが一番避けるべきは、奇抜な服装です。奇抜な洋服で声を掛けられたら、はっきり言って怖くて警戒しますよね？あくまでも女性をターゲットとした仕事になるので、女性から好感度の高い服装を心掛けましょう。
ジャージのセットアップや半ズボンなどもコーディネートに自信がない場合は避けたほうが無難です。仕事であることを意識した、TPOにあった服装を選ぶように心がけましょう。
ハイブランドを中心としたコーディネート
清潔感のある服装であることが、女性の信頼を獲得するのに手っ取り早いですが、プラスアルファでハイブランドを身に着けることで権威性を高めることに役立ちます。
スカウトマンにおける権威性とは「高価なものを持っている＝稼げている」と判断されるということですね。
ナイトワークの女性やハイブランドに興味のある女性は自身も身に着けていることがほとんどのため、話のネタにもなります。
また、「いい時計欲しいね！」「一ヶ月分の給料できっと買えるよ」など相手の購買意欲を沸かせることで仕事への意欲を掻き立てるアイテムとしても使えます。
ハイブランドを身につけることで、さまざまなメリットがもたらせられるということを覚えておくと良いかもしれません。
スカウトマンとハイブランド
スカウトマンは一般職とは違い、歩合制です。売れる売れないが給料にモロに反映されます。ハイブランドは一種のステータス。
スカウトマンをはじめたきっかけとして「ブランド物の服が着たい」「外車に乗りたい」などお金をたくさん稼ぎたい！という理由の人がほとんどではないでしょうか。
「今月の売り上げが100万円以上になったら」や「月の紹介数が10件以上になったら」と目標を設定し、達成するハイブランド。モチベーションが下がってしまうと仕事の効率も下がりそして売り上げも…
モチベーション維持のためにハイブランドを着用するスカウトマンも珍しくないのです！
スカウトマンにおすすめのブランド服は？
ブランド服…といってもファッションに興味がない方にはなかなか親近感が湧きませんよね。実際に現場で着用されているハイブランドを紹介します。
モンクレール
モンクレールのダウン…といえば冬場のマストアイテムです。「軽さ」「暖かさ」から長時間の現場仕事もスムーズにこなせること間違いなし。機能性もデザイン性も高いため重宝されています。スカウトといえばモンクレールといわれるほど愛用者が多いブランドです。
ルシアン・ペラフィネ
スカルや大麻を起用した、ポップでユーモアあふれるカシミアニットが世界中のセレブたちの間で大ブレーク。芸能人やモデルの愛用者も。ポップで華やかなカラーリングに合わせたデザインなので大人で着こなしやすいブランド。ペラフィネのキャップを愛用しているスカウトマンはかなりいます。
ハイドロゲン
イタリアで発足したカジュアルファッションブランドの一つ。ラグジュアリースポーツをブランドイメージとし、カジュアル過ぎない気品のある製品が人気の秘訣です！
「スカル」のブランドロゴが入ったTシャツやニットが人気。小物類の展開も豊富で、スニーカーやバッグ、靴下にいたるまで「ハイドロゲンだ！」という主張が練り込まれています。
パームエンジェルス
トレンドを取り入れつつモード系とストリート系をおりまぜたミックススタイルにおすすめです。パーカやトラックスーツなどのストリート感のあるアウターがウリ。高品質な素材を使用し、光沢感を出しつつもモードに作り上げるというのが愛される理由ではないでしょうか。
バレンシアガ
1915年にスペインでクリストバル・バレンシアガがオートクチュール店をオープンしたことがブランドのスタート。スペインからフランスのパリへ移転し、フランスブランドのマストです。ラグジュアリーストリート系のアイテムの数々は洗練としたストカジを演出するにはもってこい。Tシャツやスニーカーがとくに人気です。
まとめ
稼ぐスカウトマンの中には、信頼度と高めるためあえてシンプルで親しみやすいデザインの「ユニクロ」や「GU」などのプチプラブランドの服を選ぶ人もいます。
一番大切なことは、いかに女性の心を掴み、信頼を勝ち取れるかということ。服装を少し見直すことで、売り上げアップに繋がることもあります。
たかが服装、されど服装。
何でも良いと考えるのではなく、自身の大切な仕事着について改めて考えてみてはいかがでしょうか。少しの改革や意識が、思っていない結果を運ぶことがあるかも？！
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