「仕事ができる人ほどメールの返信が早い」という言葉はビジネスマンの間では鉄則ですが、スカウトマンこそレスポンスの速さがダイレクトに報酬に直結するもの。
今回は、メールの返信速度を大幅にアップさせるためのスマホのカスタマイズ方法をご紹介します。すぐにできるノウハウもあるので、この記事を読みながら早速実践してみましょう。
スマホの設定を工夫して即返信
iPhone・アンドロイドスマートフォンにかかわらず、スマホの本体設定を少しカスタマイズするだけで返信速度を劇的に向上することができます。
それぞれ設定方法は少しずつ異なりますが、どれも「設定」画面から簡単に変更できるものや、実践しやすいシンプルな方法ばかりです。
連絡ツールのアプリ以外は通知をオフに
電話・メール・LINEやTwitterのDMなどのメッセージにいち早く反応できるように連絡ツール以外の「通知設定」を切っておくのは基本中の基本。
スマホが鳴った瞬間に脳が”誰かからの連絡”と瞬時に判断できるようになるので、「連絡に気付かなかった」というような初歩的なミスを減らしてくれます。できればアプリごとの通知音をそれぞれ小分けに設定し、マナーモードでも気付けるようにバイブ通知をONにしておくのがオススメです。
イヤホンマイク常備で即対応
仕事に関する通知の音に早く気付き、電話でも即座に対応できるように常にイヤホンマイクを着用するのも効果的。
外出先でマナーモードにしている時でも音に反応することができ、電話がかかってきた際にはそのまま通話を始めることができます。
低電力モードはオフ、スマホの充電は20%以上を常にキープ
スマホの充電が残り少なく鳴ってきた時にバッテリーの持ちを良くするための機能「低電力モード」。普通の人にとっては便利な機能ですが、メッセージの受信通知をシャットアウトしてしまうという側面もあるため設定をOFFにしておきましょう。
また、大体のスマホでは充電が20%を切ると「低電力モード」への切り替えのポップアップが表示されるので、「ミスタップで知らないうちに設定されていた」ということも。スマホの充電はこまめに行うか、モバイルバッテリーや充電器を持ち歩く習慣を付けるのもオススメです。
タイピング速度はフリックが断トツ。
返信文の文字を入力する速度はタイピング方法でも大きく変わってきます。
ガラケーに慣れている世代の人にとってタップ入力は慣れていて便利に感じますが、フリック入力のほうが断トツで文字を素早く打つことができます。まだタップ入力をしているという人はフリック入力にも少しずつ慣れ、素早く返信ができるように練習するのがオススメです。
キーボードアプリや本体設定の「キーボード設定」から「タップ入力」・「フリック入力」・「タップ&フリック入力」を設定できるので、フリック入力に対応した設定変更をしておきましょう。
キーボードアプリには「予測変換」に強いもの、「顔文字」などに強いものなどさまざまな種類があるので、自分の文字入力速度を早めてくれそうなアプリを取り入れるのもひとつの手です。
オリジナル固定文でフリック速度を上げる
仕事の仲間や担当している女の子とのやり取りで頻繁に出てくる言葉や、人物名、会社・店舗名など間違ってはいけないもの・長い固有名詞は「固定文」に設定しておくのが返信速度を上げるコツ。
ひとつひとつを自分で設定するため初期設定こそ面倒くさいものの、一度設定されれば瞬時に固有名詞を呼び出すことができるので入力速度が劇的に変わります。
LINEの便利機能を駆使して効率化

いまや日本の人口の約7割が利用しているLINEアプリは仕事先や担当している女の子、新規に知り合った女性との連絡ツールとして欠かせません。
LINEにはこまめな連絡に便利な機能がたくさん搭載されているので、アプリを開いて早速設定しなおしましょう。
重要案件は「ピン留め」で見やすく
お店の移籍や面接を控えた女の子、緊急連絡真っ只中の相手、頻繁に連絡を取り合う会社の人間のトークルームに瞬時にジャンプするための便利機能が「トークルームのピン留め」。
何人とも連絡を取り合ううちに大事な案件のトークルームが埋もれてしまうのはよくあることですが、特定の相手だけピン留めをすることで文面を確認したり返信が来ていないかをすぐにチェックすることができます。
パソコン派ならPCから同時ログイン
デスクトップPCやノートパソコンを持っている人であればPCからもLINEアプリをインストールしログインができるようにスマホと同期しておきましょう。
同じアカウントでスマホ・PCと”2窓”で同時に開く事ができるので、相手の返事を待っている間に別の相手にメッセージを打つ、というようなテクニックにも使えます。
Twitter、LINE、カカオなどのQRコードは準備しておく
スカウトにとって名刺代わりとも言える「QRコード」は、LINEだけでなくTwitterアカウントやカカオトークなどの連絡ツールになり得るアプリでは全て準備しておくことが理想です。
できれば画像化してスマホの「写真」からいち早く呼び出せるように「お気に入りマーク」を付けておくのもオススメです。
番外編:スマートウォッチ・スピーカーでいつでも対応できる環境に

便利ガジェットの代名詞とも言える「スマートウォッチ」や「スマートスピーカー」。
有名どころで言えばアップル社の「Appleウォッチ」やAmazon社の「アレクサ」ですが、最近では様々なメーカーから類似商品が発売されているので、もっと安価で気軽に購入できるアイテムです。
電話の着信だけでなくLINEの通知などもすぐに知らせてくれたり、返信機能を搭載しているものであれば簡単なメッセージのやり取りも行うことができます。
初期費用はかかるものの、便利なツールを味方につければ仕事効率もアップし、上手に使いこなすことで結果的には収入アップにも繋がります。すでに持っている人であればスマホと同期して自分だけのオリジナルカスタムをして味方に付けましょう。
まとめ
社会人たるものスピード感は大切ですが、いわゆる仕事の”ホウレンソウ”と呼ばれる「報告」「連絡」「相談」は秒速であればあるほど相手からの信頼も高まります。
スマホは工夫すればするほど大事な連絡を見逃さず、素早い返信で相手とコミュニケーションを取ることができるのです。